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UCAS出願 ― 重要なアドバイス

A student typing on a computer at Lancaster University

(2015年1月20日更新)
 

英国の大学学部コース(および一部の大学院コース)に出願する際には、Universities and Colleges Admissions Service(UCAS)にアクセスして、オンライン出願を行う必要があります。

UCASは、出願の流れを追跡できるシステムです。出願手続きは、出願者が自ら行うか、学校、カレッジ、大学、留学エージェントを介して行うことができます。

UCASのスタッフ、イギリスの大学・カレッジの留学生課及び国際課担当者に、出願書の審査ポイントや「完璧な」出願書を作成するためのヒント、志望動機書(Personal Statement)の書き方についてアドバイスを聞きました。

出願前に

ステップ 1: UCASの登録

ステップ 2: コースの選択

ステップ 3: 学歴及び職歴

ステップ4: 志願動機書(Personal Statement)

ステップ 5: 宣誓書、推薦状、出願料の支払い、提出

出願の追跡

合格通知の返答

出願前に

通常、大学学部コースの出願締切日は1月15日(例外もあるため、詳しくはCourse Deadlines(コース出願締切日)でご確認ください)です。通常、大学学部コースは9月または10月に開始するため、2015年9月、10月に入学したい場合の出願締め切りは2015年1月15日となります。

1月15日以降に出願することも可能ですが、競争率の高いコースは定員となってしまう場合もあります。出願書が審査対象とならない可能性もありますので、十分に余裕をもって出願準備をしましょう。出願締切日に間に合わなかった場合には、出願先の大学またはカレッジに直接お問い合わせください。

出願前に、入学要件を満たしていることを確認してください。コースによっては、一定水準の英語力が求められる場合や、英国留学用のビザが必要となることもあります。詳しくは、「大学・大学院の教育:入学資格」をご覧ください。

大学・カレッジの国際課や留学生課と連絡を取り、留学希望者であることを伝え、出願に関するアドバイスやサポートを受けることも可能です。出願手続きに関する質問の回答を得ることもできます。

ステップ 1: UCASの登録

UCASの「Apply(出願)」から出願先のコースの種類を選択します(大学・大学院のコース及び資格について調べるには「留学の種類」をご確認ください)。

まず、個人情報(Personal Details)を入力して、ユーザー名、パスワード、セキュリティ保護用の質問の設定を行います。学校、カレッジ、留学センター、留学エージェントを通して出願する場合には、該当機関から受け取ったバズワード(Buzzword)を入力してください。その後ログインし、その他の個人情報(資金状況及び特別なニーズ)を入力します。

ステップ 2: コースの選択

最大5コースまで出願することができます(医学部、歯学部、獣医学部は最大4コース)。コースの優先順位は付けません。また大学及びカレッジ側は、出願者が選択した別のコースを閲覧することはできません。

コースを検索するには、Education UKの検索ツールを利用するか、各大学・カレッジ名を検索して履修可能なコースを確認してください。

オックスフォード大学及びケンブリッジ大学については、いずれか一校にしか出願できない場合があります。詳しくは各大学にお問い合わせください。

 

ステップ 3: 学歴及び職歴

出願フォームの学歴の欄には、これまでの学歴を入力してください(在学中の学校、カレッジまたは大学を含みます)。

出身国の教育制度及び言語による資格を含む、取得済みの資格をすべて入力してください。結果待ちの試験や受験予定の試験を記入することもでき、その結果は、教育機関から入学オファーを受けた後に通知することができます。

UK NARIC(世界各国及び英国の資格比較サービスを提供する有料のウェブサイト)を利用することもできます。

職歴の欄には、最大5つまでの職務経験(フルタイムまたはパートタイムの有給の仕事)を記載することができます。無給の仕事またはボランティア活動については、この欄ではなく、志望動機書に記入してください。職務経験がない場合は、空欄のままにしてください。

ステップ4: 志願動機書(Personal Statement)

志望動機書は、あなた自身をアピールする機会となります。コースを志望する理由、コースに対する適性(スキル及び興味・関心)、大学がなぜ自分を採用するべきかについて、自分自身の言葉でアピールしてください。

志望動機書の書き方

  • 英語で記入(ウェールズでの留学を希望する場合は、英語またはウェールズ語で記入)
  • 完全な文章で記入
  • 最大47行(または4000字)まで(スペースを含む)
  • スペル、文法、句読点等の間違いがないことを確認。可能であれば、英語のネイティブスピーカーまたは先生にチェックしてもらって下さい。
  • 他文献等の文章を複写するのではなく、自分自身の文章で記入してください。イギリスでは文章の盗用は重大な違反となり、UCASには盗用された文章を照合できるソフトウェアが導入されています。詳しくは、「Avoiding plagiarism(剽窃・盗用防止について)」をご覧ください。

志望動機書の内容

  • コースの志望動機、専攻科目に興味・関心がある理由は最も重要なポイントですので、第一段落に記載します。
  • 専攻する学問分野に関連して取り組んだ課外活動(自主的に読んだ書籍、コンテストへの参加等)
  • 将来の目標、その目標達成にコースが役立つ理由
  • コース履修に役立つその他の課外活動、経験(これまでに履修したコース等)、職歴(有給及び無給)。例えば、政治学部を志願する場合には、学級委員長を務めた経験等を記載できます。
  • 様々なことに興味がある点をアピールするため、趣味や習い事、関心事(オーケストラの楽団員、救急手当講習会の受講経験、地元サッカーチームのキャプテン等)を簡潔に説明します。

その他のヒントは、志望動機書に関するUCASのアドバイスを参照してください。

ステップ 5: 宣誓書、推薦状、出願料の支払い、提出

出願書の作成が完了したら、「完了(Complete)」にチェックを付けて保存し、宣誓書(UCAS利用条件)に同意してください。

自分のことを知っているチューター、指導員、社会人に推薦者になってもらい、推薦の欄に推薦者のメールアドレスと電話番号を入力します。所属する学校、カレッジ、センターに推薦状の作成を依頼することも可能です。推薦状に関する情報は、UCASの「References, payment and sending(推薦状、支払い、提出)」をご覧ください。

その後、出願料をオンラインで支払います。出願料は、1コースの場合で12ポンド、複数のコースの場合で23ポンドです(2015年入学の場合)。学校、カレッジまたは留学センターを通して出願する場合、同機関が支払手続きを代行するのか確認する必要があります。

これで出願手続きは完了です!

出願の追跡

出願書の提出後は、「Track(追跡)」と呼ばれる自分のUCASプロファイルにログインすれば、いつでも出願状況を確認することができます。出願に関する最新情報がある場合は、メールで着信通知を受けることができます。

大学からの合格通知には、無条件合格(入学確定)または条件付合格(最終試験で一定基準を満たす等の特定の要件を満たした場合に入学が認められる)があります。

大学またはカレッジから、面接やオーディションの要請(Invitation)が届くこともあります。「Interviews: Essential advice from admissions officers(面接:入学審査官からのアドバイス)」を閲覧して、面接時のアドバイスを確認しましょう。

詳しくは、UCASの「Tracking your application(出願の追跡)」をご覧ください。

合格通知の返答

出願先の教育機関すべてから合否結果が届いた際、または合否待ちの出願を全て取り下げた際に、合格通知に対して返答をすることができます。

複数の合格通知が届いた場合、第一希望(Firm Acceptance)を選ぶと同時に、入学基準の低い第二希望(Insurance Acceptance)を選ぶことができます。これは、試験結果が合格水準を満たさず第一希望に入学できなかったときの保険の役割を果たします。入学を希望するコースから無条件合格(入学要件がすでに満たされている)を受けた場合には、保険となる別のコースを選択せずに、希望のコースへの入学意思を確定します。

返答締切日については、UCASのウェブサイトを確認してください。

詳しくは、www.ucas.com.をご覧ください。


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