天候と季節

Two hikers by a lake in the snow-covered landscape of Rannoch Moor, Scotland

イギリスは雨が多い国、と聞いたことがあるかもしれません。確かに雨はよく降るし、曇りの日もあります。でもロンドンは、ローマ、ニューヨーク、ブリスベン、リオデジャネイロ、そして東京より乾燥しているといわれています!

イギリスの天気といったら雨をイメージしてしまうのは、イギリスの天気は変わりやすく、予測が難しいことが原因です。雨は年間を通じてどんな時でも降るからです。真っ青な空の下で目覚めても、数時間後には雨に濡れている、ということもよくあります。

でも、適切な服装と行動で、天気に影響されずにイギリスでの生活を楽しむことができます。太陽の光を浴びて川辺でぼんやりと過ごすのも良いし、ミュージック・フェスティバルではぬかるみの中でダンスするのも悪くないし、雪合戦に出掛けるのも楽しいですね。

天候の変化

イギリスの天気は変わりやすいとはいっても、極端なことはありません。夏の平均気温は、摂氏9~18度(華氏48~64度)。時々、熱波により摂氏30度(華氏86度)まで上がることがありますが、珍しいことです。

冬の平均気温は、摂氏2~7度(華氏36~45度)ですが、摂氏0度(華氏36度)まで下がることもしばしばあります。多くの家、建物、電車、バスは、暖房機能が整っているので安心です。

イギリスの北部では、南部に比べて少し気温が下がります。また、東部、南部の降雨量は若干少なめです。それほど大きな違いはありませんが、山岳地域では雪、雨、風ともに多くなります。

天気予報や統計データは、Met Office のウェブサイトやBBC気象情報、地域のラジオ局から手に入れることができます。

季節

  • (3月、4月、5月)は、突然のにわか雨が多く、木々やその他の植物が花を咲かせる季節です。

  • (6月、7月、8月)は、イギリスでは最も気温が高い季節です。日照時間が長い日が続き、時折の雷雨や、年によっては熱波が発生します。

  • (9月、10月、11月)は、乾燥して穏やかですが、多湿で風が吹きます。木々の葉が散り、温度が下がっていく季節です。

  • (12月、1月、2月)は、イギリスで最も寒い季節です。気温が低く凍結が起こり、時折雪も降ります。

日照時間

イギリスでは、年間を通じて、日照時間が大きく変化します。

  • 6月21日は一年で最も日照時間が長い日(夏至)。朝の5時前には日が昇り、21時過ぎまで暗くなりません。

  • 最も日照時間が短いのは12月21日(冬至)です。日の出は8時頃で、16時頃に日没です。

天気に備える

たいていは穏やかな天気のイギリスですが、備えは大切です。

  • 晴れた日や暑い日には、日焼け止めを塗り、肌の露出を控えましょう。暑いと感じていなくても、肌はすぐに焼けてしまいます。日射病対策で帽子をかぶり、脱水症状を防ぐための水分補給も忘れずに。

  • 気温が低く、凍てつく寒さの日や雪が降る日に気をつけること

    • 洋服は重ね着し、暖かいコート、マフラー、帽子、手袋を身につける。

    • ベッドには、暖かい掛け布団や毛布を用意しましょう。

    • 髪の毛を洗った後は、よく乾かしてから出かけること。濡れたままの髪の毛は、体温を下げてしまいます。

    • 道路や歩道が凍っていることもあります。歩くときは、滑り止め(たとえばラバーソールやでこぼこしている底)のついた靴を履きましょう。

    • 雪道や凍った道で車を運転することは危険を伴います。こちらのアドバイスを見てください。厳しい天候の時は、公共の交通機関を利用するか、外出を避けたほうがいいでしょう。

    • イギリスの公共交通機関は、年間を通じて運行されていますが、大雪、凍結、霧によって、運行休止や遅れが出ることがあります。

  • カントリーサイドでは、どんな天候にも対応できるように準備しましょう。天気予報では晴れでも、突然濃い霧、風、雨に出くわすこともあります。快適で耐水性の滑りにくい靴、防水加工のコートや暖かいセーターも用意しましょう。

田舎でキャンプやハイキングをする場合は、コンパス、正確な地図(Ordnance Survey:陸地測量局の地図)、適当な量の食料を持ち、周囲の人に行き先を知らせて行きましょう。