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[イギリス留学体験記] サトミさん(日本出身)生化学博士号

Picture: Satomi Miwa

ミワ・サトミさん(40歳・日本出身)
ニューカッスル大学 ポスドク研究員
イギリスでの学歴: ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン 人間科学(学士号)、グラスゴー大学 スポーツ・エクササイズ科学(修士号)、ケンブリッジ大学 生化学(博士号)


記事となったサトミさんのポスドク研究についてはこちらから

英語(またはその他の言語)は、滞在国での生活や文化を通して学ぶのが一番だと私は思います。イギリスの皆さんは、家族の一員のように接してくれ(クリスマスや休暇には現地ファミリーの家に招待してもらったこともあります)、信じられないほどのフレンドリーさと温かさで私を迎え入れてくれました。

イギリスに初めて訪れたのは19歳のときです。大学の学部入学に向けて英語力を磨くため、英語のファウンデーションコースに進学しました。私はスポーツが好きで、スポーツ科学者になってスポーツ医学を学び、スポーツを介した健康促進に貢献することをずっと志していました。イギリスでは非常に盛んな分野だと知っていたので、留学し、英語でスポーツ医学を学ぼうと決心しました。

 
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グラスゴー大学の修士課程でエクササイズやフリーラジカルに関心を持つようになり、ケンブリッジ大学の博士課程では、フリーラジカル及びミトコンドリアを研究しました。その後、ニューカッスル大学で早期老化分野を専門とするポスドクになりました。

日本では人口の高齢化が問題となっており、その必要性もあってか、同分野の研究に対する関心も増大しています。日本の研究者がイギリスで専門家に老化研究について発表する機会もあるため、イギリスで学んだ経験と英語力を駆使し、将来的には日本で老化研究の進展に貢献していけるのではと考えています。

イギリスに来る前は、海外留学とはどのようなものか想像することもできませんでしたが、ブリティッシュ・カウンシル日本のスタッフの方々には親身にサポートしていただき、ブリティッシュ・カウンシル主催の英国留学フェアに行った際にはイギリスの大学の担当者と直接お話をすることもできました。イギリス人と会話をするのはこれが初めてのことでした!

 
Picture: Satomi Miwa


ブリティッシュ・カウンシルを通して、イギリス留学経験のある日本の学生さんと連絡を取ることもできました。「ここに来るには、イギリスで絶対に勉強したいという気持ちが不可欠」とその方に言われた事が今でも記憶に残っています。私の気を挫くためではなく、海外留学はいつも楽しいことばかりではない、ということを教えてくれようとしたのだと思います。気軽な旅行ではなく、難しい問題に直面することもあるのです。

ここには世界各地から優秀な学生が集まっています。英語力がまだ不十分だったため、学士課程3年で1年を再履修することになりましたが、大学側は卒業に向けて非常に親切にサポートしてくれました。学位取得の合間に帰国して仕事をするといった苦労もありましたが、それでもここで勉強を続けたいという気持ちに変わりはありませんでした。

イギリスでは、科学は非常にエキサイティングな分野です。些細なことでも理解できないことは意識して質問をするようにし、何でもトライしてみることが大切です。多彩な才能を持った背景の異なる人々が集結しているため、勉強ばかりではなく人々との交流も楽しむことができます。週末には友人と外出しますし、私たちのスーパーバイザーであるトマス・ヴォン・ズグリニキ教授は、年に一回、美しいビーチ沿いの自宅で素敵なホームパーティを開いてくれます(雨が降ることも多いのですが)!

 
Picture: Satomi Miwa


最初の英語コースを履修したとき、チューターから現地の人と交流するようにとのアドバイスを受けました。その勧めもあって、ランニングクラブやウォーキングクラブに入り、様々な留学生イベントにも参加しました。素晴らしい友人の多くは大学のランニングクラブやウォーキングクラブを通して知り合った仲間です。ランニングにも熱が入り、ロンドンマラソンには何度も参加しました。私にとってとても特別な経験となりました!

イギリスのほとんどの都市には、留学生向けのサークルがあり、その一つに現地の教会がボランティアで主催している「グローブ・インターナショナル・ステューデント・カフェ」があります。世界各地から来た留学生と現地の人の素晴らしい交流の場となっており、イギリス文化を学び、自国の文化を紹介しようと、年齢や宗教を問わずあらゆる人々(学生以外の人も)が集まります。自分が経験したような問題に悩む学生さんにアドバイスができることも、こうしたサークルの良いところです。

イギリス留学を希望する皆さんには、ターム開始前の英語コースを履修することをお奨めします。英語の練習にもなりますし、イギリスでの暮らしに慣れ(どこで買い物をすれば良いか等)、友達を作る良い機会にもなります。また、大学がイギリス到着時の「ウェルカムチーム」のサービスを提供しているか調べておくと良いでしょう。スタッフが到着時に、空港や駅に迎えに来てくれるサービスです。

Picture: Satomi Miwa


私の両親は、イギリス留学生向けのサポート体制にとても感心し、私もこちらに来てすぐ、ここで勉強を続けていきたいと考えるようになりました。今、この国を自分の故郷のように感じるのは、倫理観、医療制度、社会に対する考え方等、その由緒ある伝統があってからこそだと思います。

イギリスは、とても国際的ながら温かい雰囲気のある国です。

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